昔の電話代行企業はどのように会社を識別したのか

By | 2015年10月1日

電話代行企業はどのように識別したのか

電話代行の黎明期というのは、電話回線に余裕があるような時代でもなければ、管理するシステムなどが充実しているとはいえませんでした。そのため、電話着信するための回線をわざわざ設けることで、お客様からの電話をその番号にまわすことで対応をしていたのです。

古い電話

しかし、契約している顧客の数が増えると、電話機が増えることになります。壁一面に電話が取り付けられ、電話応対をする女性がその前を行ったり来たりしているうちに、どの電話機が鳴っているのか混乱することもしばしばあったそうです。

それ以外に問題になったのは、社名の言い間違いです。電話機を取ったとしても、それがどの企業の電話だったのかがわからなくなることもあり、誤った案内をしてしまったり、会社名を名乗らずに電話に出るようなこともあったようです。まだ昭和だったからこそ許されたサービスの品質と言えます。

その後、それらの問題を解決するため、企業名を識別するための装置が開発され、どの企業からの転送電話なのかを判断し、識別のためのランプを点灯させるというものです。原理的には簡単なものだったのですが、当時は画期的な装置として大きく利用が広がったそうです。ナンバーディスプレイで相手の電話番号を確認でき、スマートフォンなどでは相手の顔写真までもが表示できる時代となり、現在とはまるで違っていたのです。

当時の電話代行業者というのは、このような装置を利用することでさまざまな企業の電話に対応していました。問題点の克服ができたといえます。

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